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「存在」

ケニアの男性は決まって長ズボンを履いてる。孤児院に向かう道中、ふと気がつきました。短パンが売られているのも見たことがないかもしれません。色はほとんど黒。靴も黒がおおい。マタトゥの窓から、そんな黒の間に覗くプーさんの靴下で可愛く決めたおじさ…

不思議な気持ちで目覚めた朝は

最初に目覚めた時、スマホの時刻は6時半だったと記憶している。起きるか迷いながら尿意を堪えかねて、トイレに向かう。ナイラが当たり前のようにリビングにいることを変に思い、再び確認すると8時40分。すでに家を出る時間だったので朝食を摂りにリビングに…

いとしのアイシス

先日のエリックの言葉に反して、2日ぶりに訪れた施設での僕の仕事は教師でした。ホッとしながら、少し寂しいが一転、嬉しいけど、少し気が重い。それでも教室の前に立つと、今は7人になった生徒たちが「先生」と笑顔で迎えてくれる。今はこれが僕の生活だか…

食べればいいと思ってる

体調を崩しました。これで2度目。さながら教育実習生のような毎日を送る僕は、朝の授業を終え、昼飯を食べ、なんだかとても具合が悪くなった。午後の授業半ばのところで日陰に行き休ませてもらう。気だるさ、多少の吐き気、腹痛。前と同様、原因は神のみぞ知…

毛の話

今日からオレは。ロン毛。突然ですが、だいぶ髪の毛が伸びました。触った感覚で今日から自分にロン毛認定。何かが昨日とは違う。本当に今更ですが、「ブロッコリートラベルザワールド」由来は直接お会いできれば理解していただけると思います。生まれた時か…

ポレポレな休日

ポレポレ(ゆっくりゆっくり)居場所が整うと日常が生まれます。一応僕には今、家がある。ありがたいことです。ここに来てからすでに1週間が経ちます。これまでの時間の流れに比べると急に速度を増しました。元々の生活の近いところにいます。そういえば日本で…

スキンケアなんて、とかいって

ここでは光が強い。赤道付近であるからなのか、標高のおかげか30度以上あっても滝汗をかくようなことはありませんが、日焼けはどこよりも強く襲ってきます。今までの4カ国では雨季だと教えられましたが、ケニアは夏のようです。長年炎天下で野球をしていた経…

平成29年だっていうじゃないですか!

思えば僕はたくさんの遊具に囲まれて生活をしてきました。幼稚園にも、大小たくさんある公園にも。何も持っていなくても、すでにそこに用意されていたもの。そう思った時、ここは自分の人生の中で極限の場所になります。学校の庭にはかつて使われていたのか…

アフリカ大陸奇譚

僕の生活しているホームステイ先。アパートの一室で、ドアを開くとすぐにテレビのあるリビングになります。この部屋には奇妙なことがいくつかあります。まず時計は常に11時2分2秒を指して止まったまま、電池を替えるような努力は今のところ見られません。次…

たまにはね

アフリカに来て今まで知らなかった真実を知りました。まだ知らないこと、知ることができないこともたくさんあるけれど。日本にも歴とした真実があります。それを否定するつもりはありません。しかしそれが全ての現実をカバーしているわけでは決してない。知…

イントゥザワイルド(下)

それでも30日は1日中サファリ。6時半ごろに目覚め朝食を摂り出発。前夜11時まで修理に追われたワイクリフは、復活した2号とともに現れました。今日は存分に楽しんでやる。広大なマサイマラ国立公園。明確にゲートなどはなく、僕たちにはわからないボーダーが…

ねこさん、どこかへ連れてって

お雑煮を食べることもできない元旦、朝から散歩に出かけました。地元の人はさすがに祝い事を取り行っているのか、道にはほとんど人の姿がなく、多くの店が閉まっていました。昼前から3人で歩いて30分ほどの近代的なスーパーに行った帰り道。他の2人は先に去…

イントゥザワイルド(上)

年末、29日から31日まで念願であったサファリに参加しました。訪れたのはマサイマラ国立保護区。それを含め、ケニアでの日々について。ケニアのナイロビに到着したのが27日の11時近くでした。その日は寝ることしかできず、翌日は同じロッジに滞在していたイ…

はじまりのはじまり

あけましておめでとうございます。予期せずに年を跨いでしまいました。以前、僕をここに導いた1冊の本の存在があることに触れました。2017年書き初めはそのことについて詳しく。その本とは山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」です。出会いは中学2年生、13歳の頃だ…

笑うシマウマ、キリン 泣くゴリラ

早起きは苦手です。特に大事な用事以外は遅刻しても寝ていたい人間。日本からお叱りが聞こえてきそうです。この性質の克服が何より僕にとっての課題です。5時起き宣告になかなか寝られない僕。最後に時計を見たときは午前3時45分だったので、正直諦めました…

この身を任す

タンザニアはもともとタンガニーカと言われる本土にある土地と、ザンジバルと呼ばれる50以上の島に別れていました。それが統合されて今のタンザニアという国家があります。その名残か、島に入る際は他国に行く際と同様にパスポートに判子を押されました。今…

インド洋に浮かぶのさ

まずはじめに、ここのところブログを書けていなかったことにクリスマスは関係ありません。現実逃避でも、どうせ聖夜に俺のブログを読む人間なんていないだろうなどという気持ちも微塵も持っていませんでした。本当です。ネット環境はありSNSやYouTubeは何の…

陸海空 いろんなところから

ホステルから港まで約30分、前日3時間かけて歩いた道を三輪自動車で。笑顔で丁寧に話しかけられるとこちらも応じてしまいますが、タンザニアでは全てお金がらみの話になってきます。断れないようなことは今の所ありません。港でフェリーの入り口に行くと頼ん…

変身

何かが変わりました。それがなんだかよくわからないけれど。今までと違うところに力の入る顔。これは進化か退化か。タンザニアに来てから今日が4日目でした。2日間はアモーティとホテルで、それから海の近いホステルに2日間滞在しています。スワヒリ語が主流…

アモーティとの5日間

アモーティ。ウガンダ出身で今年60歳を迎えるアブおじさん。父親より年上の彼と過ごした5日間について書きます。出会ったのはTAZARAで同部屋だったのがきっかけでした。大柄で180cm以上ある彼の第一印象は少し怖かった。ましてやアフリカ人3人に囲まれて最初…

所持金0で電車に乗った話 〜後編〜

僕が乗ったこの鉄道はTAZARA鉄道といい、40年前中国によって作られました。全長1859kmと途方も無く長い距離を中国人と現地人の協力のもと5年ほどの期間で完成。途中事故や毒ヘビなどによって何十人もの方が命を落とした工事を経て、今も2国間をしっかりつな…

所持金0で電車に乗った話 〜前編〜

16日の朝、14時にKapiri Mposhiというところから電車に乗らなければならなかった僕は前日の夜「8時には出発した方がいいわよ」とオーナーに言われた。その通りに6時過ぎには起きて身支度完了。しかし待てどもオーナーが起きてこない。前日の停電のせいで宿泊…

信頼と習慣

座っているベンチから地面を見下ろすと大きな蟻がたった一匹で穴を掘っている。サイズからしてきっと女王蟻だ。休むことなく少しずつ着実に、深く深く進んでいく。ゴマ粒ほどもない砂の塊を潜っては運びだすことを繰り返すその姿はすごく健気だ。「本来なら…

なんてことのない日

ここザンビアでは日本製の車が大変多く走っています。それも日本では見かけなくなった一世代古い車種がここではまだ現役。車には全く詳しくない僕ですが「そういえばこんなのあったな」と、この街での散歩は少し懐かしい気分にさせられます。トヨタの車に乗…

まちにまった

いろんなことに少しずつ慣れてきて、緊張感も薄らいでくる。全てがうまくいくわけではないけど、小さな誤差は当たり前として捉えられるようになった。日本と違うことを探すのは簡単だけど、同じことだってたくさんある。英国の縦断政策の影響下にあるこれま…

SUSHIのチカラ

ヴィクトリアフォールズと次なる国、ザンビアのリヴィングストンは国境をまたいで隣街。宿から10分ほどで入国審査場に到着します。実は昨日カメラをトイレに落とすという失態を演じた僕の気持ちは晴れない。天気も朝から初めての雨でした。10時に2日間滞在し…

ビクトリアの滝

ブラワヨからバスで向かったのはVictoria Falls、有名なビクトリアの滝がある街です。車内からは僕たちの思うような街は1つもなく、レンガや茅葺の小さい家を除いて見えるのは自然だけ。こういうところにも滞在できたら得られるものもありそうですが、手段…

これが雨季だっていうのかい?

こちらに来て10日以上が経ちまして、僕としてはこれほど長い10日間がかつてあったかというような時間を過ごさせていただいてます。今もアフリカの大きく、少し恐いくらい紅い夕日をバスの中から眺めています。あと1時間ほどでみなさんがご存知であろう、ある…

迷子の果てに

ブラワヨの地に降り立った僕は、車内で隣だったジンバブエ人の青年に「日本人が1人で歩いても安心?」とたずねる。大丈夫という彼の言葉を信じて歩いて宿に行くことを決意。ヨハネスブルグでの数日間は限られた範囲しか動きがとれなかったのもあって、すこし…

そして優しいジンバブエ

(前回までのあらすじ)ヨハネスブルグを後にし、ブラワヨを目指した僕に立ちはだかった危機。ビザ取得に必要なUSドルを持っていない。入国させてもらえるのかも定かでなく、パニックに陥る。そんな僕の不安を尻目に、バスは徐々に入国審査場へと近づいていく…

【ジーザス・クライスト】の意味・用法

Jesus Christ [名詞]イエス・キリスト (俗語)驚き、怒りを表す 用法1 ジンバブエに向かう18時のbusにのるため、17時前にチェックイン。感じのいい係員にチケットとパスポートを渡し手続き完了。「座席番号2番」を告げられる。予定時刻を過ぎてもあたりまえ…

パンティーストリートでの2デイズ

ヨハネスブルグ滞在録。悪名高いこの街で僕がどう過ごしたか。今日は1日特に予定を立てず、短い散歩以外はゲストハウスに滞在していました。行き当たりばったりで過ごした1週間を多少反省して、11日までの予定を決めチケットを確保。明日の夕方に南アフリカ…

アパルトヘイトと人種について想うこと

ここ数日Wi-Fiに恵まれなかったので、少し久しぶりに実際に今日したことを報告できます。今日はヨハネスブルグ中心から車で20分ほどのところにあるアパルトヘイト博物館へ行ってきました。上の写真は入口から入ってまず僕を待っていたものです。マンデラの言…

Take the 'B' Train

不安ばかりだった電車行、その道中について書きます。僕の乗っていたエコノミークラスのシートで話した相手は全員サウスアフリカン、そしてジャパニーズ1人。最初は緊張感もあったし、大変に騒がしかったものでビールを飲みながらiPodでひたすらに音楽を聴い…

ケープタウンにさよならバイバイ

今日から電車でヨハネスブルグへ。こちらに来てからは23時前には寝て朝は6時ごろに起きるのが習慣となりました。今日も5時半ごろに目が覚め、段々とエンジンを入れていき7時には完全起床。10時の電車に乗ると伝えると、ジョージが「8時に迎えにいくよ」と言…

違和感はあるけれど

昨日の投稿が4回目。三日坊主と巷で有名な僕としては我ながらよく続けてます。それだけ書くことがあると言うことが何より幸せなことですね。寝る前にこれを書くことで1日を整理できている気がします。今日はまず黄熱病のワクチンを接種。注射はいくつになっ…

アフリカの終わり

今日は朝から昨日知り合ったジョージの車に乗せてもらい、cape pointとcape of good hope みなさんご存知の喜望峰へ行ってきました。ケープタウンから車で飛ばすこと1時間弱。どちらもテーブルマウンテン国立公園の中にあり、入場料として2000円ほど取られま…

きっと僕は今、大西洋を目撃している

20時間に及ぶフライトを終えて、1カ国目である南アフリカのケープタウンに到着しました。高所恐怖症の僕は普段から飛行機に乗るとき、時々襲ってくる浮遊感を恐れておしりと太股にかなり力をいれます。香港で乗り継ぎヨハネスブルグまでの13時間、ものすご…

母のおにぎり

日本で最後に食べたのは母の作ってくれたおにぎりでした。夏休みに帰省した際、世界を周りたいと伝えました。留学などではなくただ旅をするということで、僕も一筋縄ではいかないだろうと波乱を覚悟していました。しかし母は一言「考えてるならいいよ。」と…

Mushaburuiが止まらない

おはようございます。気がつけばもう出発の日、今日の18時の便で南アフリカへ旅立ちます...これから最長で9ヶ月に及ぶ、僕のバックパッカー生活。果たしてどんなことが待っているのか?どんなものを食べるのか?どんな景色を見るのか?どんな出会いがあるの…